在宅でできるテープ起こしバイト

今回は在宅ワークとして人気のテープ起こしバイトについて詳しく紹介していきたいと思います。

テープ起こしってどんなお仕事?

皆さんテープ起こしと聞くとどんなお仕事を想像するでしょう。おそらく皆さんが想像した通り、テープなどの音声音源をパソコンなどで文字に書き起こす、というお仕事になります。

文字を起こす対象としては、インタビュー、対談が多く、会議、裁判、議事録にまで及びます。この仕事はネットが普及するよりも前から存在しており、昔から長く続いているお仕事だと言えます。

では難易度はどうなのでしょうか。タイピングはそこそこできるから私でも結構やれるんじゃないかな、と考えた方がいらっしゃるのではないかと思います。

最初にこんな事を書いてしまうのも良くないのですが、お仕事としては結構難しい部類になります。

初心者の方が1時間ほどのテープ起こしをしようとすると、短くて1週間、長くて1か月ほどもかかってしまう場合もあるのです。

もちろんこのお仕事で生活していくだけの収入を得る人も大勢いるのですが、その域に達するためには相当な努力を必要とします。

ライティングはもちろんブラインドタッチが必要となり、他にも誤字、脱字をしない国語力だったり、企業相手の仕事になるので経済新聞など欠かさずに読み、社会の動向なども知っておかなければいけません。

テープ起こしは仕事が少ないとよく言われますが、実際はそんな事はなく、ただその人のところへ仕事が回ってこないだけ、という場合もあります。

たとえば、テープ起こしを請け負っている人のサイトなどを見てみても、納期に間に合わせます、丁寧に書き上げます、など仕事として当たり前の事を書いてることも多く、このアピールだけでは仕事を取るには少し情報不足な場合もあります。

求められる国語力は高く、例えば落語のテープ起こしの仕事が入った場合など、文字で落語の笑い、楽しみなどをいかに読者に伝えられるかなど、スキルアップは欠かせません。

しかし誰でも最初は初心者です。ネット環境とパソコンさえあれば誰にでもすぐに始めることができます。

クラウドソーシングなどで地道に仕事を受注し、スキルをあげていけば、それなりの収入を得られるようになるでしょう。

テープ起こしってどのくらい稼げるの?

ではテープ起こしの具体的な収入について見ていきたいと思います。

1時間のテープ起こしをした場合、平均報酬が5000円程度と言われています。1時間のテープで大体16000の文字数になります。

初心者だとわからない単語をいちいち調べたり、聞き取りにくい部分を何回も聞きなおさなければならないため、1週間~1か月かかってしまう事もあり、時給に換算するととても低くなります。

しかしプロになると、音声1分あたり200円の報酬を取る人もおり、1日1時間分のテープ起こしをすれば月収約36万円の報酬を得るという方もいます。これだけ稼げれば十分と言えますね。

ここまで稼ぐにはかなりの努力、適正が必要となるかもしれませんが、地道に練習すればブラインドタッチだって習得は難しくなく、新聞を毎日欠かさずに読めば教養などもつきます。

あとは仕事の受注の仕方でも収入に差が出てくる事もあります。

仕事の受注の仕方としては、自分のサイトを持ち、そこから仕事の依頼を受けたり、クラウドソーシングに登録してあるタスクを受注したり、個人の繋がりからヘルプとしてお手伝いをする場合などがあります。

しかし公募する仕事というのは、もちろん高時給のものも中にはありますが、個人あてに依頼されるものと比べたらやはり単価は低くなるでしょう。

実績をコツコツと積み重ね、人脈を増やして個人的に仕事を依頼してもらう、というのが1番の高収入に繋がりやすいです。

他の人が嫌がる専門用語をよく使ったテープの文字起こしにチャレンジしてみるといいかもしれませんね。

そういったテープ起こしは作業する人が少ない分、単価も良く、続けているとスキルも身に付き、個人に依頼が来やすくなります

その分野の単語や言葉遣い、流れなどに慣れる事により、より早く作業を進めることができるので一層収入は上がっていくでしょう。

テープ起こしのメリット・デメリット

簡単ではない仕事なのでデメリットも多いですが、その分メリットもあるので紹介したいと思います。

メリット

  • 学歴不問でPCとネットさえあれば誰にでも始められる。
  • 在宅で好きな時間に作業することができる。もちろん外でも静かな環境であれば作業できる
  • テープ起こしをする際、聞いた言葉を自分のセンス、経験などを通して文字へ変えるため、一語一句間違えずに入力しなければならない、という事はない
  • 普段は接する事のない日本語も聞くため奥深い国語力が身に付く。

デメリット

  • テープやレコーダーの音声状態が悪い場合は、ノイズ除去など色々な方法を試して聞き直さなくてはならない。
  • 仕事柄、急な依頼も多くスケジュール管理が難しい。
  • 体質によりますが長時間モニターを眺めたり、椅子に座ってる時間が多くなるため視力や腰を悪くする場合もある。
  • 前後の文脈などを理解しなければ漢字など正しく表現しにくいため、国語力が必要になる。
  • 人によっては想像以上の時間と労力を必要とされる。
  • 音声を聞き逃すことができない為、静かな環境が要求される。

これらを見てみると普通の仕事とは違って、少し癖のある仕事だという事がわかりますね。

テープ起こし経験者の体験談

10年間テープ起こしをしているという方の体験談をのせてみます。

この方は30歳の時に、たまたま新聞に載っていた「在宅ワープロ入力者募集・自宅可能」という求人広告を見つけ応募しました。自宅可能という言葉に惹かれたそうです。そしてそれがたまたまテープ起こしのお仕事だったそうです。

そこから最初はなんとなくテープ起こしのバイトをしていたそうなのですが、続けていくうちに色々な企業や同業者とパイプを持つようになり、ある時友人の紹介で単行本の仕事をもらったそうです。

その時、月に20時間ほどテープ起こしに費やすようになり、本格的にテープ起こしのお仕事をスタートしました。

また、それが縁になりいろいろフリーライターさんと出会い、個々に仕事を発注してもらえるようになりました。

口コミなども広まり、そこからテープ起こしのみで安定した収入が得られるようになったといいます。テープ起こしのバイトを始めてから1年後ですね。

しかしその頃は仕事の単価が低く(1分=120円)、時間もかかっていたため作業をする時間はかなり長かったようです。

現在は他のテープ起こしライターが受注しにくい仕事、医療系の専門用語が出てくる仕事を受注し、それなりの収入を得ていると言います。

わからない単語など検索するのがまったく苦ではなく、逆に新しい世界と触れ合う事で自分の知識になると、そこがまたモチベーションになり、毎日退屈はしないそうです。

この体験者さんほどテープ起こしに向いた方もそういないと思われますが、幸せな仕事との向き合い方の一つを実現されていると言えるのではないでしょうか。

まとめ

確かにテープ起こしは簡単な仕事とは言えないようです。

しかし見方を変えればその分報酬なども含めて、自分に大きな見返りがあるとも言えます。

色々な音声を文字に起こす事により、その録音した場を疑似体験できるのも面白いかもしれませんね。

またその場を自分の頭を通して再構築するという、簡単ではない作業を求められるため、達成したときにはそれ相応の満足度や達成感などを得られるのではないでしょうか。

このお仕事は始めるのはとても簡単なので、少しでも興味を持った方はまずは副業から始めてみましょう。